[特別対談]台湾野球界初の2000本安打達成! “台湾球界のレジェンド” 徳島インディゴソックス球団 張泰山

チームメイト、ファン…人との関わりが自分を強くした 野球選手にとって技術よりも大切なこと ~プロ野球選手の平均選手寿命は約9年、 平均引退年齢は約29歳  セカンドキャリアを見据えた人間力の育成~

全国の中小・ベンチャー企業の抱える人事課題解決に適したクラウド型人事評価制度運用おせっかいサービス「ゼッタイ!評価」を提供する株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高橋 恭介、以下「あしたのチーム」)は、台湾のプロ野球選手、張泰山氏(所属:徳島インディゴソックス球団、以下「張選手」)との対談を行いました。

“台湾野球のタイトル王”張泰山とあしたのチームの出会い

張選手は、台湾では誰もが知っているスーパースター。味全ドラゴンズでは入団1年目から新人王を獲得し、球団を3年連続の優勝へと導く活躍を見せました。その後興農ブルズ、統一セブンイレブン・ライオンズと台湾主要球団を渡り歩き、2004年アテネオリンピックはチャイニーズタイペイ代表、翌2005年にはアジアシリーズにチャイニーズタイペイ代表チーム 台湾興農ブルズで出場しています。289本塁打・1338打点、2013年には台湾球界初の2000本安打達成という大記録を成し遂げ、現在2134安打、これは日本野球界では名球会入りするほどの実績であり、いわば台湾球界の“レジェンド”です。

現在は、統一セブンイレブン・ライオンズ時代に3年間を共にした仲間 中島 輝士監督に導かれ、徳島インディゴソックスに所属しています。

2016年7月に徳島インディゴソックスがあしたのチームの人事評価制度「ゼッタイ!評価」を導入したことがきっかけで、両者の対談が実現しました。

123

右からあしたのチーム台湾法人 明日之團股份有限公司 董事兼總經理 田尾豊、徳島インディゴソックス球団 張泰山選手、あしたのチーム代表取締役社長 高橋 恭介

《張泰山選手経歴》

台湾体育学院を卒業後
1996年に味全ドラゴンズに入団。入団1年目から活躍し、新人王に輝く。
2000年には興農ブルズ、2011年には統一セブンイレブン・ライオンズに移籍。
2004年アテネオリンピックはチャイニーズタイペイ代表、
2005年にはアジアシリーズにチャイニーズタイペイ代表チーム 台湾興農ブルズで出場。
2008年第1回WBCでは5番指名打者として出場した。
2013年には台湾球界で初となる通算2000本安打を達成した。
2016年1月に徳島インディゴソックス 中島 輝士監督に導かれ、徳島インディゴソックスへ入団。
野球を通じて台湾と日本の架け橋として活躍を続けている。

チームに対して“自分には何ができるか”を問い続けること

華々しい成績を残し、40歳を前にしてなお海外で活躍を続ける張選手。そんな張選手がこれまでの野球人生の中で大切にし続けてきたこだわりがあると言います。

それが「チームのことを考えること」、すなわちチーム精神の発揮です。289本塁打・1338打点、台湾球界初の2000本安打達成という個人の記録を多く保持する張選手からは少し意外な言葉にも思えます。自らの技術や成績よりも「チーム」を大切にする、その真意はいったいどのようなものなのでしょうか。

 

「野球のようなチームで戦うスポーツでは、一人では、勝利という目標を達成することができない。野球では、それぞれが自分のポジションでそれぞれの役割を果たしています。だから『チーム精神』が必要。チームの勝利という一つの目標を達成しようとしたときに、自分はチームの中でどんな役割で、どんなことができるのか。周りのことを考え、一人ひとりが自分の能力を発揮させることが、目標達成につながるのだと思います」と張選手は語ります。

 

この言葉の通り、徳島インディゴソックスでの練習中には、球団一のベテランとして自らの技術をチームメイトに熱心に教え込み、ムードメーカーとして気さくに声をかける張選手の姿がありました。「自分に何ができるのか?」所属する球団が変わっても、この姿勢が崩れることはないのです。

特別対談の様子

特別対談の様子

“野球選手”を越えて ~人と人との絆が張泰山を強くする~

また、張選手にとってはファンも「チーム」の一員。「自分のことを大切に思ってくれているファンの皆さんに対して、自分も一選手としてのレベルアップだけでなく、接し方や振る舞いといった、“人間性”についてもレベルアップし、恩返ししていくことが大事だと思います」と張選手は語ります。

選手として技術を上げ、良いプレー、良い試合をすることは、自分を応援してくれるファンへの「野球選手」としての恩返しになることは間違いありません。しかし、それだけではなく張選手は「一人の人間」としてファンに向き合うことを心がけているのです。試合前、すれ違うファンの方に「今日は暑いね」と笑いかけ、サインの要求にも快く応えていた姿が、人としてのあり方を大切にする姿勢を物語っていました。

「チームメイト、そしてファンがいるから戦える」張選手が持つ通算本塁打数と打点トップの記録、これらは個人の技術を高めていった結果のようにも思えますが、実は誰よりも「チームのために」、「ファンのために」と人としてのあり方を見つめ続けてきたからこそ成しえた記録であるといえるでしょう。

人間的成長を促すコンピテンシー導入で更なる躍進を

2015年秋に発覚した野球賭博問題などにより球団によるプロ野球選手の人間的な育成というものに注目が集まっています。

勝負の世界であるスポーツ界であっても、勝てればいい、結果を残せばいいという考え方だけではなく、ひとりの社会人、人間としてのあり方を指導していくことが必須と言われています。長い現役生活を送れる選手はごくわずかであり、ほとんどの選手はプロ野球選手以外の職業を第二の人生としてスタートさせます。その際に社会人としての常識を身につけておかなければいけません。また、張選手がそうであるように、人間性を磨くからこそ、選手としての技術も身についていくとも言えるでしょう。

2016年7月、徳島インディゴソックスでは、これまで700社、述べ10万人に対し提供され、働き方改革を実現してきたあしたのチームの人事評価制度「ゼッタイ!評価」を導入しました。「野球選手としてだけではなく、人として社会でも活躍できる人材に成長して欲しい」、そんな徳島インディゴソックス 代表取締役 南 啓介氏の想いと、張選手が抱いていた想いはぴったりと重なります。コンピテンシーでの評価制度導入により、張選手の更なる活躍が期待されると共に、徳島インディゴソックスから“第2、第3の張泰山”が育ち、次の世代へと受け継がれていくことでしょう。

プロスポーツ選手の競技別の選手寿命

・プロ野球選手:平均選手寿命は約9年、平均引退年齢は約29歳
・Jリーガー  :平均選手寿命は2~3年、平均引退年齢は25~26歳(J3を含んでいない)
・陸上選手  :引退年齢は早い人で20代後半、一般的に30代
上記のように社会人としては早い段階で引退を迎える傾向にあり、セカンドキャリアに向けて現役選手であるときから社会人としての常識を身につけておくことが必須であるといえます。

引用元:「Spotlight」プロ野球選手の平均選手寿命は約9年。プロスポーツ選手の競技別の選手寿命より